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【ドル円・3月第3週】買い場が不透明、売りは勢いに難あり【テクニカル分析】

 3月第3週のドル円は、先月高値を目指す展開を見せるも「中途半端」な水準で週足を確定した。先週お伝えしたシナリオ、「月足のトレンドラインまでの上昇」が実現した。

【先週は】【ドル円・3月第2週】月足の安値が今後の焦点となるか?【テクニカル分析】

 今週のドル円について、「相場としては先週と変化は見受けられない」このような結論となった。

●マクロ環境のドル円
●ミクロ環境のドル円

 本記事では、ローソク足チャートからテクニカル分析を行い、ドル円の来週の展望を考える。

【マクロ環境】先月の高値を超えるか?

●月足では高値・安値共に更新していない
●2本の「トレンドライン」「水平線」は機能している
●先週に引き続き、月足では「三角持ち合い」

 現状、3月の月足に関しては依然として方向性が定まっていない。可能性としては「ディセンディングトライアングル」を形成すると考えている。

 つまり、水色の水平線を下抜けるチャートパターンが完成するのが1つシナリオとして想定すべきだろう。
 
 今後のドル円がトレンドを形成するかは別として、先週お伝えした2本のラインは未だ相場参加者に意識されている。

●2015年3月から高値を抑える「トレンドライン」
●2018年3月から安値を支える「水平線」

 チャートでは白線がトレンドライン、水色が水平線だ。これらは、数年の単位でドル円を支配している状況である。

 つまり、マクロ環境としては、何れかのラインを価格が抜けない限り「トレンド」とは断言できない。

【ミクロ環境】買われるも押し目がなく、崩れやすい

●月足のトレンドラインまでの上昇
●上昇は強いが、押し目が不透明
●ミクロ環境も方向性が見えない

 今週のドル円で注目すべき点は「終値」だと言える。

 何故なら、ドル円は終値を付けた位置とは「月足レベルの水平線」であり、「髭」から上値を抑えるような展開が観察できるからだ。

 つまり、「ミクロ視点においてもトレンドラインが機能している」と結論付ける事ができる。
 
 しかし、上値を押さえつける展開から、「再度ドル円が安値を目指す売り場と言えるか?」これは別問題だ。

●直近の下落幅「12日間」
●直近の上昇幅「9日間」

 何故なら、ミクロ環境では上昇スピードが明確に早いからだ。
 
 先月の下落に対して、ほぼ10割を9日間で上昇し、打ち消す展開が先週は見られた。先週(3月第2週)の段階で「9割→ほぼ10割」十分買い手も余力を残している。

 これらを加味して考えると、「上値も重く、上昇も強い」ドル円の方向感はミクロ環境でも不透明だ。

【ドル円】今週のキーポイント
●104円中間までの下落
●月足のトレンドラインを超える上昇
●先週の上昇幅を突発的に下げる展開

 力強く戻すイメージを抱く先週のドル円だったが、前週に引き続き方向性を決めるキーポイントを抜けていない現状だ。

 その為、引き続き同じシナリオを念頭に置いてドル円の動きに注意していきたい。直近では月足のトレンドラインに対して、値動きがどう推移するかが焦点だ。

 コロナウィルスを中心として、各国の経済的な措置もファンダメンタルズの影響も懸念される。利益機会より損失を限定化する事も意識したい。


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