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コロナ禍からの業績回復のヒントも? 第7回ホワイト企業アワード発表


 一般財団法人日本次世代企業普及機構(本部:大阪市中央区、代表理事:岩元翔、通称:ホワイト財団)が主催する第 7 回ホワイト企業アワードが発表され、11月25日にオンラインによる表彰式が開催された。ホワイト企業アワードは、同機構が、企業がホワイト化に向けて取り組むべき70設問を7項目にわけ、総合的に判断・評価して認定を付与した「ホワイト企業」の中から、最も注目すべき制度や取り組みを表彰し、発信するイベントだ。

 表彰部門は、学生視点で選ぶ入社したいと思うホワイト企業の「学生部門」、コロナ禍にも負けず素晴らしい労働環境を整えているサービス業を称える「サービス業界特別部門」、保有する資源を最大限に有効活用し、小さな投資で大きな成果を生み出している企業を表彰する「生産性向上部門」、従業員の健康状態を最適化し、経営面にも好影響を与えている「健康経営部門」、会社と個人に相互の信頼があり、前向きに仕事を行っていることを評価する「働きがい部門」、従業員が活用しやすい福利厚生制度を構築し従業員満足度向上に努めている「福利厚生部門」、従業員のワーク・ライフバランスの実現に向けて創意工夫した取り組みを行っている「ワークライフバランス部門」、全ての個性を尊重し、認め合い、良いところを活かす経営ができている企業を選ぶ「ダイバーシティ&インクルージョン部門」の全8部門で選出される。今回7回目を迎えた「ホワイト企業アワード」では、全国から370社からエントリーし、その中から各部門の授賞企業として16社が選ばれた。

 過去に5回も受賞し、同アワードの常連企業でもある株式会社アキュラホームは今回も「ダイバ ーシティ&インクルージョン部門」で6回目の受賞を果たしている。今回の受賞では、同社の社員それぞれが持つ強みや専門性を活かせる場として発足した100を超える「達人チーム」の活動において、多様なニーズに応えることができるプロの育成への取り組みや、多様な暮らしに寄り添ったサービス、勉強会を通じて事例共有をしている点など、社員の誰もが活躍できる社内環境が総合的に評価されての受賞となった。

 アキュラホームによると、新型コロナウイルスの影響でオンライン会議が日常的に使われるようになり、遠方の担当者との打ち合わせなどを通し、「達人チーム」の活動が非常に活発なものになっているという。より多くの社員と関係性を築くことができ、社内のコミュニケーションの活性化にもつながっているようだ。

 また、新型コロナウイルスの影響で就職氷河期の到来ともいわれる中、「学生部門」を受賞したのは、システム・アプリケーションの開発などをワンストップで提供するアイレット株式会社と、介護福祉支援サービスや支援ソフトを提供するセントワークス株式会社の二社だ。

 アイレット社は、新卒新入社員オンボーディング・新卒3ヵ年育成指針をはじめ、新卒社員向けのサポートを手厚く行なっており、画期的な人材育成の結果、新卒3年退職率5%という成果を出している。さらには「人事なんでも相談窓口」を設置し、社員1人1人に寄り添う仕組みを積極的に取り入れるなど、学生にとって理想的な人材育成を行っている点が高く評価された。

 セントワークス社は、「必達ノー残業デー」、ワーク・ライフバランスについて話し合う「カエル会議」の実施等、従業員の声を活かした取り組みを多数行っている点が受賞の決め手となっている。

 他部門の受賞企業も、それぞれ工夫を凝らした施策で社員の育成と環境改善に取り組んでいる。さすがホワイト企業に認定されているだけのことはある。そして興味深いのは、これらのホワイト企業はこのコロナ禍においても業績が安定している点だ。アキュラホームにいたっては緊急事態宣言下でも、いち早く全社対応することで、業績を伸ばしているのだ。コロナ禍からの日本経済復活、企業経営回復のヒントもホワイト企業の中に隠されているのかもしれない。(編集担当:藤原伊織)

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