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コロナ関連の破たん710件に 感染拡大で11月も100件ペース 東京商工リサーチ


 東京商工リサーチは20日、新型コロナウイルス感染症の影響で破たんした国内事業者数が同日に8件増え、2月からの累計が710件に達したと発表。11月はすでに64件が確認され、過去最多だった10月の105件や9月の100件と同水準となっている。

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 国内の新規感染者数が連日で最高値を更新する中、21日にはGo Toトラベルを感染者が急増している地域では一時停止する方針が発表された。事業者の資金繰り対策を目的した融資等の効果が切れようとする中、売上の回復しない事業者は厳しい冬を迎える。

 東京都は21日、都内で新たに確認されたコロナ感染者数が、過去最高となる539人だったと発表した。500人以上は3日間連続、100人以上は11月3日から19日連続となり、直近1週間における1日当たり平均は403人で、前週の296人や前々週の191人から急増中。気温が低く乾燥しやすい季節を迎えた日本においては10月頃より、欧米同様の感染再拡大が懸念されていたが、現実のものとなっている。

 菅首相は21日、新型コロナウイルス対策本部の会合を踏まえ、Go To トラベル事業を一部制限する方針を発表。感染が拡大する一部地域を目的とする新規予約を一時的に停止する。全国一律での停止ではないものの、観光需要喚起策としての効果は大きく低下するものと考えられる。

 新型コロナウイルスの世界における累計感染者数は、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によれば日本時間21日午前5時時点で5,757万人超、死者数は137万人を超えた。国別の累計感染者数は、感染拡大を続ける米国が1,191万人超、2位のインドは905万となった。以下、ブラジル602万人、フランス216万人、ロシア202万人、スペイン155万人、イギリス147万人、アルゼンチン135万人、イタリア134万人、コロンビア123万人が続く。日本の累計感染者数は12万人を超えた。

 かかる状況下、東京商工リサーチは新型コロナウイルスに関連する経営破たん事業者数が、20日16:00時点で710件に達したと発表。このうち648件が負債1,000万円以上の私的整理ないし法的整理。破たん件数が増え続ける飲食業や宿泊業は、Go To キャンペーンの効果で最悪の状況を脱しかけたが、政府が発表した方針を踏まえ、感染拡大エリアを中心に再び厳しい状況に陥る。その他、百貨店などのアパレル関連、建設業、食料品卸売・製造業での破たんが目立つ。

 倒産した648件のうち88.7%に当たる575件は、再建を目指さない破産だった。小規模事業者を中心に、コロナの長期化で回復の目処が立たない事業者の多くが事業活動の継続を諦め破たんしている。事業者の一部は年明け以降に資金繰りが再び逼迫するものと予想され、人手が不足する業界への転職が後押しされなければ失業者が増えかねない。(記事:dailyst・記事一覧を見る


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