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中長期連続増益企業は投資の俎上に載せる価値あり、と教える実例

 財経新聞でも機に触れ折に触れて、「株式投資で資産を形成する王道は、成長株の中長期投資」と持論を記してきた。成長株を見出す方法として「中長期連続増配企業に注目すべき」、としてきた。

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 最近過去の事例を調べてみて、「連続増益企業も1つの基準」と考えるようになった。具体的には、以下の様な事実を確認したからである。

 ニトリホールディングスの株価は過去10年間に限ってみても3625円(2012年1月初値)から本校作成時点(以下同じ)の2万345円まで、5.6倍の上昇を示している。ちなみにニトリHDはこの間。34期に亘り営業利益・純益とも過去最高を更新し続けている。過去最高益更新の期間では食品スーパーのヤオコーが第2位の32期間。ヤオコーの株価は10年間で5.3倍の上昇となっている。

 ストラテジストは「両企業とも、増益基調は今後も続こう。つまり角度はともかく株価の上昇トレンドは変わるまい」とする。時価に対してIFIS目標平均株価はそれぞれ11%余、11%弱の上値を示している。連続10期以上の連続増益企業をまずはつぶさに調べた。全ては紹介しきれないが、具体的に例えばこんな事例が浮上してきた。

 17期連続のエス・エム・エスの株価は38倍に大化け。13期連続のコスモス薬品で8.7倍。12期連続のMonoTaRoは59倍。10期連続のヒューリックは4倍。上記の企業は全て東証1部組。

 そうした中にあってJQ市場にあり100円ショップを展開するセリア(12期連続)の株価も、8.5倍に伸長していた。そこまで調べて、「10期連続増益を窺う企業も資産形成株として俎上に載せる価値あり」ではないかと考えた。作業に当たった。誤解はしないで欲しい。投資は自己責任。俎上に載せ投資の「可否」を判断するのは、貴方自身であると記しておく。

 9期連続組では、オービック・グレイス・全国保証と出会った。(個人的に強い)興味を覚えたのは全国保証。民法改正を機に賃貸案件に関しては貸手・借手双方に、従来に比べ負担が増加した。そこで急浮上してきたのが家賃・賃料を双方の間に立ち保証する事業である。

 全国保証は「全国の金融機関との連携」を武器とした、最大手である。8期連続組では、ロードスターキャピタル・ウェルビー・ソラスト・サカイ引越センターを知った。

 7期連続組では、手間いらず・トリケミカルを確認した。前者は宿泊施設の予約・予約管理システムを手掛けている。コロナ禍で「厳しさ」が容易に想像できたが、今期も「微」ながら「連続増益」計画でスタートしている。また後者は問題視されている「半導体不足」下、半導体用高純度化学材料の研究・開発・製販を手掛けている。

 話題の企業であるワークマンは、連続6期組。以前、企業・産業欄で記した「日本版心電計」の生みの親:フクダ電子は、5期連続組だった(記した連続期数は全て、至る前期実績)。やはり「成長株の中長期投資」には、着目の価値がありそうである。(記事:千葉明・記事一覧を見る


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