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常翔学園1年生SO仲間7年越し運命の対戦に心弾む


全国高校ラグビー大会は5日、大阪・花園ラグビー場で準決勝を行う。西のAシード御所実(奈良)に挑む常翔学園(大阪第2)は4日、大阪市内で調整。高校ラグビー界有数の伝統校を、1年生SO仲間航太が操る。

9歳の時、常翔学園が御所実を破り5度目の優勝を飾った13年大会決勝を見た。運命的な“再戦”に意欲十分だ。東のAシード桐蔭学園(神奈川)には東福岡が挑む。

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あどけなさが残る笑顔で、SO仲間は声を弾ませた。「めっちゃ楽しみです」。常翔学園にとって7大会ぶりの準決勝が、待ち遠しい。「先発なんて、全く想像してなかったです」という。まだ1年生。しかし、生粋の“常翔チルドレン”には、運命だ。

常翔学園でラグビーをする-。そう決めたのは9歳の時。13年1月7日、7大会前の御所実との決勝戦だった。スタンドで5度目の優勝(大工大時代を含む)を見た。「ジャージーも何もかもかっこよくて」。当時のSO後藤大輔をまねて、ロングパスばかり練習した。常翔学園には、その時以来の準決勝になる。

しかも、相手は御所実。大阪・茨田北中で進路を決める際、交流のあった御所実の高校日本代表候補プロップ津村に「御所に来いよ」と誘われ「常翔に行きます」と即答した。不思議な糸に結ばれた決戦に、心躍らぬはずがない。

高校ラグビー界有数の伝統を誇るチームで、1年生に司令塔を託す。初戦から先発起用を続ける野上監督は「まず安定感。それにSOとしての資質というか。ずっと“常翔に来る”と言ってくれて(中学卒業前だった)1年前の今頃はもう練習に来てましたからね」と言い、抜てきに迷いはない。

仲間には対御所実のイメージができている。「ディフェンスがすごく厳しい。攻撃のテンポを上げて、FWを使って。簡単には崩せない。我慢の勝負になると思います」。準決勝に勝ち、今度は自分が決勝で-。16歳が、夢のシナリオに突き進む。【加藤裕一】

◆仲間航太(なかま・こうた)2003年(平15)9月26日、大阪市生まれ。小1から大阪中央ラグビースクール(RS)で競技を始め、小5から大阪RS。茨田北中でもラグビー部。ポジションはSOなどハーフバック、BK。50メートル走は6秒5。憧れの選手はダン・カーター(神戸製鋼)。168センチ、75キロ。

◆花園での常翔学園-御所実 第92回大会(12年度)決勝戦が唯一の対戦。常翔が17-14で勝利し、17大会ぶり5度目の優勝を飾った。常翔は10-7で前半をリード。御所実は後半6分にトライとゴールで1410-10と勝ち越し。それでも常翔は同21分、WTB松井千士(現サントリー)のトライで逆転に成功した。常翔はFB重一生(現神戸製鋼)、御所実は1年生WTB竹山晃暉(現パナソニック)らが先発した。


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