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息苦しさ増す芸能イベント、小池栄子の涙が熱かった


【先週の言葉】「連日のニュースを見るたびに、お客さん来てくれるのかなと不安だった。本当に感動しています。ありがとうございます」

23日、都内で映画「グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~」(公開中、成島出監督)の舞台あいさつを行った女優小池栄子さん(39)が、満員の客席に涙で語った言葉です。本人もまさか泣くとは思っていなかったようで「あれ、私どうしたんだろう。うるうるしています」と何度も涙をぬぐいました。新型コロナウイルスの感染拡大で芸能イベントも息苦しさが増す中、タレント側も心細い思いをしていることがうかがえました。

実際、芸能イベントは、自治体主催モノを中心に中止、縮小が相次いでいます。墨田区が今月17日、「5000人の第九コンサート」の中止を発表したあたりから、開催中止のお知らせが次々と届くようになりました。先日も、タレント出演の県主催イベントが急きょ中止になりましたし、NHK「うたコン」も、25日にNHK大阪ホールで予定されていた公開生放送が無観客で行われることになりました。

民間のイベントもピリピリムードとなっています。コンサートや映画舞台あいさつなど、劇場にお客さんがいるイベントでは、客席側も一様にマスクの光景が広がっています。先日、5000人規模の音楽イベントを取材しましたが、観客1人1人にマスクが配られ、客席は5000人のマスク姿。11年前の新型インフルエンザ流行の際にも見られなかった光景でした。

芸能取材の現場も同様です。イベント中止のほか、ここ数日で目にするようになったのが「イベントは行うが、囲み取材は中止」のお知らせ。大勢の取材陣が登壇者をごちゃっと囲む簡易会見はお互い話をしやすい一面もあるのですが、タレント側と取材者側双方への配慮のようです。通常の記者発表モノも、取材席は長机に3人ずつやパイプいすを並べた感じなどかなりタイト。「防ぎようがない」という声は日々聞かれます。

当然ながら、イベント取材は今やマスク厳守。受付の際、資料、プレスパスにマスクを加えた3点セットが配布されるケースも増えています。「両手を出してください」と別のスタッフがアルコール消毒液を手のひらにスプレーしてくれて、やっと会場に入ることができる流れです。

現場に足を運び、話を聞いて読者に届けるという取材者側も、見てくれる人がいてこそのタレント側も、結局「人」と「現場」ありきの超アナログな業界なのだと再認識させられます。見えないウイルスに翻弄(ほんろう)させられているだけに、満員のお客さんという実感に思わず緊張が解けた小池さんの泣き顔に、いろいろと共感できました。

【梅田恵子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能記者コラム「梅ちゃんねる」)


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