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日産インフィニティ・QX55発表 日産の営業戦略 (2) トヨタとの実力差の象徴「インフィニティ」

 そして、セルシオをレクサスの名で北米において販売し成功していたトヨタは、そのままブランド名にした。日産もセルシオの対抗馬であったインフィニティを販売していたが、トヨタに対抗するべく、同じくブランド名とした。こうしたトヨタの後を追う日産の姿勢がその後の破綻を招くのだが、日産には、トヨタが努力して固定費削減、総資金量削減に邁進していた「トヨタ生産方式」をよく理解できていなかったと言えよう。

【前回は】日産インフィニティ・QX55発表 日産の営業戦略 (1) 初代インフィニティとセルシオ

■日産とトヨタの実力差の象徴「インフィニティ」

 そのため日産では「生産方式開発の遅れ」があり、資金需要を削減できず、有利子負債を増やし金利で行き詰まってしまった。この経営技術の差は現在でも解消しておらず、コロナ禍でトヨタとの比較において明白になっているのだが、反省できたであろうか?

 その後トヨタは、日本市場でも2003年にレクサスブランドを展開開始する意思を明確にして、今日まで進めてきている。しかし、日産はインフィニティを日本国内展開せずに、と言うより国内展開するタイミングを逸してしまい、今日に至っていると見るべきであろう。その差が「販売台数」に出ているのはあまり指摘されないが、明白だ。

 レクサスブランドで発売してみても、「プレミアムブランド」と言うのはユーザーが決めることであり、メーカー自らが名乗ってもすぐには認められない。あらゆる面で実績が必要なのだ。商品であるクルマの品質、性能だけでなく、売り方に関する場所やセールスマンの立ち振る舞いなど、全てである。レクサスも依然として苦戦している。

 バブル当時、日産・シーマが大型車の流行を国内にもたらし、その上位機種たるインフィニティは日本国内ではもちろん、海外でも売れていなかった。日産車ではシーマが国内高級車市場を吸収してしまっていたと見るべきであろうか?

 今回、日産が新型インフィニティ・QX55を発表した。SUVのクーペスタイルで、世界では流行の分野である。この分野は出来たというよりは、出現したと言うほうが正しいかもしれない。

 SUVのウエストラインが高いデザインに、クーペスタイルの屋根をかぶせるのはアンバランスにも感じた。せっかくの背の高さを相殺するようなスタイリングは、室内実用性からも「なぜ?」と疑問符もついた。しかし、今では世界のメーカーから発売される主流のスタイリングの1つとなっている。

続きは:日産インフィニティ・QX55発表 日産の営業戦略(3) 救世主となり得るのか新型QX55(記事:kenzoogata・記事一覧を見る


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