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森秋彩2大会ぶり優勝 東京五輪は「希望捨てずに」


19年世界選手権銅メダルの森秋彩(もり・あい、16=茨城県連盟)が2大会ぶり3度目の優勝を飾った。

16歳の女子高生は3度目の日本一に輝いたが、試合中とは変わらず和らぐことはなかった。壁の高さは15メートル、最大傾斜は150度。森は155センチの小柄な体を生かし、動きに迷いなく「攻めの気持ち」で頂点を狙った。森を含めて4人が完登し、準決勝の結果で優勝が決まった。試合後、両手でマイクを力強く握りながら「もっと練習の成果を発揮したかった。出し切りたかった気持ちが強い」と反省を口にした。

「リード種目=森」という期待が重圧だった。試合のたびに「勝たないと」という気持ちが強くなり、クライミングを楽しめなかった。新型コロナウイルス感染拡大による自粛期間中の5月は、あえて競技から1度離れて、弟と一緒にスケートボードでリフレッシュした。約1カ月間、競技を行わなかったことで、改めて「クライミングが好き」と気づいた。さらに、今大会は無観客で応援もないため「静かで集中でき、プレッシャーも軽く、リラックスして登れた」と振り返った。

自分らしさを貫くことを大切にしている。細い体で世界と戦うために、体重アップに注力する。1食のご飯はどんぶり2杯をノルマとするが、成長期で食事量も増え、前日10日深夜には夜食でラーメンまで食べた。心身ともに余裕のある状態でこの日に臨めた。

東京五輪の代表選考問題で、代表2番手の扱いに関して不透明な状況が続いているが、「希望を捨てずに頑張りたい。東京五輪、パリ五輪もあるので、楽しむことを忘れずに取り組みたい」と前を向いた。【峯岸佑樹】


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