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神田松之丞の魂の3点セットが出品 妻の行動に恐怖


歌舞伎俳優の襲名や落語家の真打ち昇進、襲名などの時、関係者やひいき筋に配られるのが「手ぬぐいと扇子」のセットだ。落語家の場合は、それにあいさつ状ともなる「口上書き」が含めた3点セットになる。

来年2月に真打ちに昇進し、6代目神田伯山を襲名する講談師の神田松之丞の記者会見が12月2日に行われ、我々出席した記者たちにも3点セットが配られたが、その3点セットをめぐって、松之丞が激怒する事態が起こった。TBSラジオ「神田松之丞問わず語りの松之丞」などによると、こうだ。

先日に行われた国立演芸場の独演会で、3点セットがメルカリで売られていることを知ったという。値段は3万円。「開演5分前くらいに『あれ?おれの売られてるじゃん』って、スゴくムカムカした」。高座が終わり、戻ってくると、すでに誰かが購入していた。「この短時間で誰が買ったんだ。おれの大事な魂の3点セットを」と、さらに怒りが増した松之丞に、妻が意外な告白をした。

「私が買った。そいつ、ムカつくじゃん。だから私が取引して、そいつが誰かを暴こうと思ってる」と犯人捜しに乗り出したという。松之丞は「コロンボ並み。絶対浮気とかできないじゃん。恐ろしいなぁ、ウチのカミさん」と、驚きを通り越して、恐怖すら感じたという。

その後、出品者から「ありがとうございます。いい商品ですよ」と連絡が入り、妻が「ありがとうございます。本当にいい商品を買い取らせて頂きます。神田松之丞です」と返信したところ、相手との連絡が途絶えたという。メルカリ本部から「先方が取引中止をしたいと言っている」と連絡があったが、妻は「買います」と取引継続の意思を示し、松之丞も「向こうもめちゃめちゃ焦ってるらしいよ」。

松之丞が「大事な魂の3点セット」と言うように、口上書きの文章を誰に依頼するか、手ぬぐいや扇子のデザインをどうするかなど、当事者は心を込めて製作にあたっている。出品したのは誰かは不明だけれど、会見以外にも、関係者へのあいさつ回りなどで配られている。それだけに、配り始めてから短時間でメルカリに出品されたことが悔しく、悲しかったのだろう。

私も、「9代目松本幸四郎」「12代目市川団十郎」「18代目中村勘三郎」の襲名時の手ぬぐいや扇子は、今も大事に持っている。長い記者生活の「宝物」でもある。今年9月にジャニー喜多川さんの「お別れの会」が東京ドームで行われ、参列した関係者にジャニーさんの活動の軌跡を網羅した小冊子が配られたが、それも、すぐにネットオークションに出品されたという。3点セットや小冊子に込められた「思い」への敬意があれば、簡単に手放せないだろうと思うのですが。【林尚之】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「舞台雑話」)


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